50. respite (英検1級:難解英単語の意味、語源、使い方)

今日の英単語:respite(réspit réspət)

出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇」の参考書では「(困難などの)一時的休止」という意味、Weblioでは、「一時的休止、ひと休み、休息期間、(債務などの)猶予、延期、(死刑の)執行猶予」という意味です。動詞として「~に一息つかせる」という意味にもなる、と「語彙問題完全制覇」の参考書で教えてくれています。発音にも気を付けたいところです。

それでは早速例文を見てみましょう:

No respite in India as country sets Covid-19 infection record for third straight day」(DeepL翻訳:インドでは3日連続でCovid-19の感染記録を更新し、休息はなし)というタイトルの記事を見つけました。確かに、一部の国ではコロナウイルスが困難な状況から「息をつかせ」ませんでしたね。

ニュースではいい例文が見つからなかったので、心理学的な文脈で「respite 」がどのように使用されるのかを知るために、「respite psychological」で検索してみました。APA(American Psychological Association)のウェブサイトで「respite care」の定義に関するページを見つけました:

respite care
assistance, supervision, and recreational or social activities provided for a limited period to a child, older adult, or person with a disability or chronic illness in order to temporarily relieve family members from caregiving responsibilities. These services may be provided on a scheduled or unscheduled basis, either regularly or occasionally, after school hours, during weekends, or overnight. Also called in-home respite.

DeepL翻訳:
レスパイトケア
家族の介護責任を一時的に軽減するために、子供、高齢者、障害者、慢性疾患者に限られた期間提供される援助、監督、およびレクリエーションや社会活動。これらのサービスは、定期的または非定期的に、放課後、週末、または夜間に提供されることがある。家庭内レスパイトとも呼ばれる。

APA

上記のように、「respite」を「レスパイト」と訳されてしまいました。「respite」の発音は「レスパイ」よりも「レスピ」の方が正しいのですが。ほかの例文も調べてみると「レスパイト」と変換されてしまいます。

気になったので、日本語で「レスパイト」を検索してみると、病院関連でこの言葉が使用されていることが分かりました。関東中央病院のウェブサイトで以下の説明を見つけました:

レスパイト入院とは
レスパイト(respite)とは、”休息””息抜き”という意味です。地域で在宅介護・医療を受けている方やご家族や介護者の休養を目的とした短期入院です。ご本人やご家族の休息目的や、介護者の事情等により一時的に自宅での療養継続が困難となった場合にご利用いただけます。

関東中央病院

介護ワーカー」というウェブサイトでは上記のAPPで取り上げられた「respite care」を「レスパイトケア」として説明してくれています:

「レスパイトケア」という言葉を聞いたことがありますか?
レスパイトケアは、介護者をケアするためのサービスのことです。介護業界で働いている方のなかには、耳にしたことがある方もいるはず。

介護ワーカー

「レスパイト」という言葉を使用する環境が日本にもあるのですね。知りませんでした。発音はréspit、réspətなので「レスパイト」ではありませんが。こんな記事もtandfonline.comで見つけました:

The Influence of Respite Care on Psychological Distress in Parents of Children With Developmental Disabilities: A Longitudinal Study
DeepL翻訳:発達障害児を持つ親の心理的苦痛に対するレスパイトケアの影響.縦断的研究

tandfonline.com

「レスパイトケア」を知った後なので、この翻訳にも納得します。

ただ、「休息」というと、「rest」を思い浮かべます。「rest」と「respite」の差は何でしょう:

Respite is typically a break from something that is difficult to deal with or challenging example: respite from taking care of a sick relative. Rest is a break but not necessarily from something difficult. Example: resting after work.

DeepL翻訳:Respiteは、通常、対処が困難なことや困難なことから離れることです。例えば、病気の親戚の世話をすることから離れることです。Restは休憩ですが、必ずしも困難なものから離れる必要はありません。例:仕事の後の休息

itaiki.com

やはり「rest」のように単なる「休息」ではなく、「一時的に対処が困難なことや困難なことから離れる」ことを「respite」というのですね。そして、日本語の環境でも同じ意味をもつ「レスパイト」を使用する方々がいる、ということも分かりました。

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