35. dispensable (英検1級:難解英単語の意味、語源、使い方)

今日の英単語:dispensable(dispénsəbl)

出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制」の参考書では「なくても済む」という意味、Weblioでは「なくても済む、必ずしも必要でない」とほとんど同じ意味で取り上げられています。「dispensable」に近い言葉もWeblioで観ておきます。動詞の「dispense」は「(…を)(…に)分配する、施行する、調合する」、名詞の「dispenser」は「薬剤師、調剤者、施す者、分配者」です。「cash dispenser」で「ATM」ですね。対義語の「indispensable」は「絶対必要な、なくてはならなくて」という意味です。「dispense」できる、「配れる」くらい必要ない、という事なのでしょうか。

Vocabulary.comの説明を以下に引用します:

If robots are invented to do most of the jobs in the world, human workers will become dispensable, or unneeded. Likewise, many home chefs might insist that if you have a really good, sharp knife, other tools like peelers and choppers and food processors are completely dispensable. The earliest definition of this word was “subject to dispensation,” from the Latin dispensare, “disburse or distribute,” although by the 1640s dispensable meant “that which can be done without.”

DeepL翻訳:もし、世の中のほとんどの仕事をするロボットが発明されたら、人間の労働者は使い捨てにされる、つまり不要になる。同様に、多くの家庭の料理人は、切れ味の良い包丁さえあれば、ピーラーやチョッパー、フードプロセッサーといった他の道具は完全に使い捨てにできると主張するかもしれない。この言葉の最も古い定義は、ラテン語のdispensare「分配する、配る」に由来する「分配の対象」だったが、1640年代にはdispensableは「なくてもできるもの」を意味するようになった。

Vocabulary.com

DeepLで「dispensable」は「使い捨てに」と訳されています。確かにAIの台頭によって多くの労働者が「なくても済む、必ずしも必要でない」人々になってしまいます。語源は確かに「分配する」だったのですね。

しかし、「使い捨て」と言えば、「disposable」ではないでしょうか。ニュースの文脈ではどのように使用されるのを知るために、「dispensable news cnn」で検索しても「Are elderly people now disposable? Look in mirror, Trump」(DeepL翻訳:高齢者は使い捨てにされる時代なのか?鏡を見よ、トランプ)というCNNのニュースが最上位に出てきました。

「’Try to honor the loss:’ Why CNN aired a national memorial service for 500,000 lives lost from Covid-19」(DeepL翻訳:損失に敬意を払うように:CNNがCOVID19で失われた50万人の命のための全国追悼礼拝を放送した理由)というCNNの記事では以下の文章を見つけました:

Huang quoted Dr. Camara Phyllis Jones, a past president of the American Public Health Association, who said “the massive number and the loss of those people from our society has not been acknowledged. We cannot think these people are disposable and that we can just get along very well without them. It’s those kinds of blinders that sap the strength of the whole society.”

黄は、アメリカ公衆衛生協会の元会長であるカマラ・フィリス・ジョーンズ博士の言葉を引用し、「私たちの社会からこれらの人々が大量に失われていることが認識されていない」と述べている。このような人たちを使い捨てにし、いなくてもうまくやっていけると考えることはできない。そのような目くらましは、社会全体の力を奪ってしまうのです」。

CNN

どうも「disposable」と「dispensable」は近そうです。「dispensable disposable difference」で検索します。Wikidiff.comによると:

As adjectives the difference between dispensable and disposable is that dispensable is able to be done without; able to be expended; easily replaced while disposable is that can be disposed of.

DeepL翻訳:形容詞としてのdispensabledisposableの違いは、dispensableが「なくても済む、使い切れる、簡単に交換できる」のに対し、disposableは「捨てることができる」ことです。

Wikidiff.com

とあるので、Vocabulary.comの説明の「dispensable」を「使い捨てに」と訳さずに「不要になる」と訳した方が良いようです。従ってVocabulary.comの説明は「もし、世の中のほとんどの仕事をするロボットが発明されたら、人間の労働者はいなくても済む、つまり不要になる。」とした方がいいでしょう。

AIの台頭によってどの職業の労働者が不要になるのでしょうか。「dispensable work artificial intelligence」でGoogleの完全一致で検索します(「disposable」を拾わないようにするためです)。「Human and artificial intelligence make a great team」(人間と人工知能は、素晴らしいチームになる)という記事の一部を以下に引用します:

Some researchers believe that AI will make human intelligence dispensable. Geoffrey Hinton, a distinguished person in the field of AI, suggested in 2016 that we should stop teaching radiologists now. What he meant of course is that AI will do the radiologists’ good work in the future.

DeepL翻訳:研究者の中には、AIによって人間の知能は不要になると考えている人もいます。AI分野の著名人であるジェフリー・ヒントン氏は、2016年に「放射線科医の教育を今すぐやめるべきだ」と提案しました。もちろん彼が言いたかったのは、放射線科医の仕事は将来的にAIがやってくれるだろうということです。

cancercommunity.nature.com

AIが様々な仕事をなくしていく中で、自分が「indispensable」な、「絶対必要な、なくてはならない」人間でありたいものです。

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