5. beseech (英検1級:難解英単語の意味、語源、使い方)

今日の英単語:beseech(bisíːtʃ)

「beseech」は「出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇」では「嘆願する、請う」、Weblioでは「嘆願する、懇願する、求める」という意味です。

例文を見てみましょう:

1. I will fall at his feet and beseech him.
DeepL翻訳:私は彼の足元にひれ伏して懇願します。

2. I beseech you to make the argument for yourselves.
DeepL翻訳:私は、あなた方が自分で議論するようにお願いします。

3. She agreed it was time to beseech the former FBI agent for help.
DeepL翻訳:彼女は、元FBI捜査官に懇願する時が来たと同意しました。

yourdictionary.com

2と3の例文では「beseech」じゃなくても「beg」でいいのではないか、と思えますが、1の「fall at his feet and beseech him」は懇願する状況をうまく思い浮かべることができます。なので「feet and beseech」をフレーズ検索して、「news」を追加して検索してみました。

Development and Peace」という組織が発行しているニュースに「Bishops call South Sudan’s leaders to shift focus from power-sharing to root causes of conflict(DeepL翻訳:司教団は南スーダンの指導者たちに、権力闘争から紛争の根本原因への転換を求める)」というタイトルの記事を見つけました。この記事の中に以下の文章を見つけました。

Under international pressure, Kiir and Machar signed an armistice in June 2018 to end what had become Africa’s bloodiest civil war. So significant and hopeful was this development that Pope Francis was moved to kiss the two leaders’ feet and beseech them to abjure violence forever.

DeepL翻訳:国際的な圧力により、キールとマハルは2018年6月に休戦協定を結び、アフリカで最も血なまぐさい内戦を終結させた。この出来事は非常に重要で希望に満ちたものであり、フランシスコ教皇は2人の指導者の足にキスをして、永遠に暴力を放棄するように懇願した。

Development and Peace

「armistice」という言葉も知りませんでした。「休戦協定」という意味なんですね。「abjure」は「放棄」なのか。なるほど。「キールとマハル」はスーダンに関する記事を見ると正確には「キールとマシャール」のようです。

上記の例文2と3は「beseech」ではなくて、「beg」でいいのでは、という疑問が湧いたことから、「beseech beg difference」と入力して検索してみたら、hinative.comというサイトで、「Beseech と Plead と Beg と Implore はどう違いますか?」という質問を見つけました。

「divagator」さんという方が以下の答えを書いてくれていました:

These have the same fundamental meaning. The difference is the register or language level:
DeepL翻訳:これらは基本的に同じ意味を持っています。違いは、言語の使用域または言語レベルです。

Beseech is very literary, something you’d expect to find in a literary novel or even the Bible. Beseech is a very English-sounding word.
DeepL翻訳:Beseechは非常に文学的で、文学小説や聖書にさえ出てきそうなものですね。Beseechはとても英語らしい言葉です。

Plead is similar, but emphasizes the emotional aspect of begging. Example: “She pleaded with them not to harm the boy”. Plead also has legal meanings. For example, you can “plead non guilty” to a charge.
DeepL翻訳:Pleadは似ていますが、物乞いの感情面を強調しています。例 “She pleaded with them not to harm the boy” (彼女は少年を傷つけないように彼らに嘆願した) Pleadには法的な意味もあります。例えば、ある容疑に対して「無罪を主張する」ことができます。

Beg is the basic everyday word meaning “supplier”. Most often used in speech. It also means “mendier”.
DeepL翻訳:Begは、フランス語の「願う」を意味する基本的な日常語です。スピーチで最もよく使われます。また、”mendier”(フランス語で「頼む」)という意味もあります。

Implore is more formal and academic than beg, given that it comes from Latin, and also less archaic sounding than beseech, perhaps.
DeepL翻訳:Imploreは、ラテン語から来ているので、begよりもフォーマルでアカデミックであり、beseechよりも古風な響きではないかもしれません。

By the way, another word is “supplicate“, which is the partner to the French “supplier”. It means to beg humbly and is rather formal, too.
DeepL翻訳:ところで、もうひとつの言葉に「supplicate」があり、これはフランス語の「supplier」のパートナーです。謙虚にお願いするという意味で、どちらかというとフォーマルな言葉ですね。

hinative.com

正直に言いますと、「implore」も知りませんでした。「implore」は「語彙問題完全制覇」でも取り上げられているので後ほど深掘りします。「supplier」はフランス語として説明しているのでDeepL翻訳に若干の変更を加えました。「mendier」もフランス語ですね。「supplicate」も知りませんでした、これもWeblioによると、「嘆願する」という意味なのだそうです。

「お願いする」の表現にも色々あるのだな、と感心したので、「お願いする」という日本語の類語をWeblioの類語辞典で見てみると、「懇願する、嘆願する、願い求める、要請する」等々こちらでも色々な表現が見つかりました。

日本語には「土下座する」という言葉もありますが、この言葉も「お願いする」という意味にもなる場合があります。「fall at one’s feet and beseech」「跪いて懇願する」というのは動きが土下座に近いな、とも思いました。

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