81. drone on (英検1級:難解英単語の意味、語源、使い方)

今日の英熟語:drone on

出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇」の参考書では「だらだら続く、だらだらしゃべる」、Weblioでは「(…について)低い単調な声で(ものうげに)語る」という意味です。

この熟語を見たときに、自分はそもそも「drone」の本来の意味を考えていなかったことに気づきました。

Weblioによると、「drone」は名詞で「雄バチ」、「(ハチなどの)ブンブンいう音」というがあるそうで、あのプロペラがたくさんついた「ドローン」はここから生まれたんだな、ということに初めて私は気づきました。

そして「drone」は動詞で「ブンブンという音を出す」、「ダラダラ話す」という意味にもなり、今回取り上げた「drone on」は動詞の「drone」ですね。

それでは例文を見ていきましょう:

As far as I was concerned, the voices droned on, the topics were dull and anyone who actually enjoyed listening to a radio station that didn’t play any songs needed a serious personality transplant.

DeepL翻訳:私の知る限りでは、声はダラダラと続き、話題は退屈で、歌を流さないラジオ局を聴くことを実際に楽しんでいる人は、深刻な人格移植が必要だと思いました。

The Media Leader

この「ダラダラ」続く、「drone on」は「drone on and on」とも言うことができるようです(「disingenuously」は「不誠実に、軽率に」という意味です):

Instead, it disingenuously ignored the fact that there is a serious non-compliance issue here, and instead droned on and on in the room about its outrage in the aftermath of Israel’s air raid which in 2007 destroyed the building.

DeepL翻訳:それどころか、重大なコンプライアンス違反の問題があることを軽率にも無視し、2007年にこのビルを破壊したイスラエルの空襲の後の怒りについて、部屋の中で延々と語り続けた

Carnegie Endowment for International Peace

「drone on」、「ダラダラ話す」のが「drone on and on」になると、「延々と語る」になるようです。

この記事を書くまで私は日本語でも使用される「ドローン」しか考えていなかったので、「drone」の説明をVocabulary.comで確認してみましょう:

To drone is to make a low, continuous noise that sounds like humming or buzzing. On summer nights, you might hear cicadas drone, and on snowy winter mornings, hear your neighbor’s snow blower drone.

DeepL翻訳:droneとは、ハミングやブザーのような低い音を立て続けることです。夏の夜にはセミの鳴き声が、雪の降る冬の朝にはお隣さんの除雪機の音が聞こえてくるかもしれませんね。

Vocabulary.com

要するに、「ミーン」とか「ブーン」という音がドローンしているという行為だ、ということを説明してくれています。Vocabulary.comの説明はまだ続きます:

Like animals and machines, people drone too, their voices sounding dull and tedious: “When my history teacher drones on, it’s hard to stay awake.” Drone is also a noun, meaning the monotonous sound itself, like the drone of a boring lecture; or a male worker bee; or a person who’s as unambitious as a worker bee. Finally, there are the drones that fly by remote control, doing surveillance, gathering weather information, and occasionally firing missiles for the military.

Google翻訳:動物や機械と同じように、人間もドローンします。その声は鈍くて退屈に聞こえます。「歴史の先生がダラダラ話すと、起きていられなくなるんです。」Droneは名詞でもあり、退屈な講義のdroneのような単調な音そのもの、あるいは雄の働き蜂、あるいは働き蜂のように気ままな人という意味です。 最後に、遠隔操作で飛行し、監視を行い、気象情報を収集し、場合によっては軍事のためにミサイルを発射するドローンがあります。

最後の「ドローン」だけは我々がよく耳にする「ドローン」ですね。

「退屈な講義」を「a drone lecture」ということもできそうですが、この組み合わせで「drone」をGoogleで検索しても「ドローン操縦講習」しか見つかりません。

なんとか「退屈な講義」、「ダラダラ続く講義」を意味する「a drone lecture」探してみました:

In an age where students are fed 15 second bites of information constantly, why are we expecting that they sit still in a classroom listening to a drone lecture.

DeepL翻訳:15秒の断片的な情報が常に与えられている時代に、なぜ私たちは、学生が教室でじっとダラダラ続く講義を聞いていることを期待しているのでしょう。

The Art of Teaching the Science of Computers

こんなのはどうでしょう:

In other words, it’s easy to get lost in a lecture that drones on for hours.

Google翻訳:言い換えれば、何時間もダラダラ続く講義では簡単に迷ってしまいます。

ARMSCO

以上、「drone on」でした。

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