今日の英単語:gregarious (grigέəriəs)
「gregarious」は「出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇」の参考書では「社交好きな、社交的な」という意味、Weblioでは「群居する、群居性の、群生する、叢(そう)生する、集団を好む、社交的な」と沢山の意味が紹介されています。
「叢(そう)生する」?
goo辞書によると、「叢生する」とは「草木などが群がって生えること」という意味だそうです。
しかし、この「gregarious」。言葉の響きだけで意味を想像するとネガティブな意味を考えてしまうのは私だけでしょうか。
意味を知らずに:
「He is so gregarious.」
と聞いたら「彼」に対してネガティブな印象を持ってしまいますが、Google翻訳すると:
「彼はとても社交的です。」
となります。
While Elizabeth occasionally appeared shy and reserved, Philip was friendly and gregarious with the Canadian crowds.
Google翻訳:エリザベスは時々恥ずかしがり屋で控えめに見えましたが、フィリップは友好的で、カナダの群衆と社交的でした。
The Canadian Encyclopedia
エリザベス女王とフィリップ殿下に関する記事ですね。
心理学の文脈では「gregarious」はどのように使用されるでしょうか。
American Psychological Associationで「gregariousness」の定義を見つけました:
gregariousness
社交性、群居性
n. the tendency for human beings to enjoy the company of others and to want to associate with them in social activities. Gregariousness gives people security, companionship, acceptance, and a sense of belonging. In nonhuman animals, gregariousness is seen in the tendency to congregate in herds or flocks.
Google翻訳:名詞 人間が他人と一緒にいることを楽しみ、社会的活動において他人と付き合いたいと思う傾向。社交性は、人に安心感、仲間、受容、帰属意識を与えます。 人間以外の動物では、群れや群れに集まる傾向に群生性が見られます。
Weblioの「gregarious」の定義、「群居する、群居性の」が出てきました。群れる習性のある動物は「gregarious」なんですね。この「gregarious」は生物学的な意味ですね。
心理学的な文脈では「outgoing」(カジュアルな「社交的」)、「extrovert」(外向的)などの言葉と一緒に「gregarious」が頻繁に使用されます。
それではVocabulary.comに語源の説明をしてもらいましょう:
gregariousThe word was originally used to describe animals that live in flocks — it’s from the Latin word grex, meaning “herd.” Not surprisingly, people began using it to describe humans who liked being in groups. Today biologists still speak of gregarious species, but you’re more likely to hear it in reference to people.
DeepL翻訳:ラテン語で「群れ」を意味するgrexを語源とするこの言葉は、もともと群れで生活する動物を表すのに使われていました。それが、集団で行動することが好きな人間を表す言葉として使われるようになったのは、驚くにはあたりません。現在でも生物学者は群生種と呼んでいますが、人間に対して使われることが多いようです。
Vocabulary.comでは、名前の「Gregory」さんと「gregarious」は無関係だ、という説明もしてくれていました。
以上、「gregarious」でした。