今日の英熟語:mouth off
「出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇」の参考書では「生意気な口をきく」という意味、Weblioでは、「騒がしく、興奮して、または演説調に話す」という若干異なる意味が掲載されています。英辞郎では「〈俗〉怒鳴る、荒っぽい話し方をする、〈俗〉生意気な口を利く」となっています。「俗語」という分類がされています。意外に幅広い意味があるので、英語でどんな意味かWikitionaryで見てみます:
1. (intransitive, slang) To complain or otherwise express oneself in a loud, immoderate manner.
Wikitionary
DeepL翻訳:(自動詞, 俗語) 大声で文句を言うなど、節操のない態度をとること。
2. (transitive, intransitive, slang) To talk impudently, especially to one’s superior.
DeepL翻訳:(他動詞、自動詞、俗語) 特に目上の人に向かって不躾に話すこと。
「impudently」はWeblioによると、「臆面もなく、抜け抜け、厚かましく、臆面もなく、生意気に」という意味です。「語彙問題完全制覇」の参考書でも「impudent」が取り上げられているので後ほど掘り下げます。Wikitionaryでも「mouth off」は「slang」(俗語)と分類されています。
「mouth off」は熟語であるため、「I was mouthing off」なんて言い回しも可能なわけです。試しに「I was mouthing off」をフレーズ検索してみたら、「I was mouthing off. What does it mean?」という質問をHiNative.comで見つけました。答えが以下です:
To mouth off = to complain/express yourself loudly in protest.
HiNative.com
DeepL翻訳:mouth off = 抗議のために大声で文句を言う/表現すること。
Example dialogues:
会話例:
Mother: go to bed.
Child: I refuse!
Mother: Don’t mouth off to me. Now get to bed.
母:もう寝なさい。
子供:断わる!
母:私に口答えをしないで。早く寝なさい。
Teacher: You failed the class because you cheated on the test.
Student: You’re a liar! I didn’t cheat!
Teacher: Sit down and don’t mouth off to me.
先生:テストでカンニングしたから落第したんだ。
生徒:嘘つき! カンニングなんかしてませんよ!
先生:座れ、そして私に口答えするな。
Police officer: You’re under arrest.
Criminal: Don’t touch me! I’ll sue you if you lay a finger on me!!
Police officer: Sir, stop mouthing off and get in the police car.
警察官:逮捕する。あなたを逮捕します。
犯罪者:私に触れないでください! 私に指一本でも触れたら訴えるぞ!
警察官:その口を閉じて、パトカーに乗りなさい。
警察官が言った「stop mouthing off」が「口を閉じて」と訳されていて少し笑ってしまいました。目上の人に対して「mouth off」するのは確かに、「口答え」とも言えます。
「mouthing me off」なんて使用例もあるのかな?と思って検索したら、redditで「What’s the most admirable thing you’ve done?」(DeepL翻訳:自分がやったことで、最も賞賛に値することは何ですか?)という質問を見つけました。この質問に対する答えの一つが以下です:
A guy kept mouthing me off and talking s**t, so i threw the hardest punch i ever have and it landed in the most optimally perfect way… i almost felt bad after the impact because it was so devastating. He was knocked out cold.
reddit
DeepL翻訳:ある男が私の悪口を言い続けていたので、私は今までで最も強いパンチを放ち、それが最も最適な形で着地しました。あまりの衝撃に気分が悪くなりそうでした。彼は殴られてのびました。
こんな使用例を見ていると「mouth off」が「俗語」として分類される理由がよくわかります。
「mouth off」の使用例を見ていて、あまり自分では使用しない方がいいように思いました。角が立ちそうです。人が「mouth off」を使用していて、自分は意味が分かっていたらそれでいいと思います。