2022年7月24日のTOEICを受験しました。
人生2度目のTOEICだったのですが、最初のTOEICのスコアは960点でした。
受験日は2008年9月28日なので、14年ぶりの受験でした。この長いブランクを開けた後にTOEICの学習を再開して色々思ったこと、そしてこれからすべきことを書いていきます。
1. リスニング問題について
自分が記憶する限り、最初に受験した14年前までイギリス発音のリスニング問題は無かったように思います。
ここで大きく躓きました。自身のTwitterでも受験後にこう呟きました:
Twitterでは12年ぶりと書きましたが、正確には14年でした。今日気づきました。
14年前のリスニング問題はスコアが495点中、495点だったので不正解はゼロだったことがわかります。これはやはり、リスニング問題が北米英語だけだったから、というのが理由だと思います。
旺文社の参考書で模擬試験を自宅で受けてみましたが、どうしても北米英語圏ではない英語に躓いてしまいました。このままではいけません。
Twitterに書いた通り、「自分にとって苦手な部分が明らかに」なったのだから、克服する方法を考えなければいけません。
まず、自分が取った方法はこれです。
旺文社の参考書には3回分の模擬試験が掲載されています。リスニング問題は付属のCDからパソコンに落としているので300問分パソコンに保存されています。
この300問から非北米英語圏の英語で喋られている問題だけ選択し、別フォルダに保存します。そしてこの非北米英語圏の英語を聴きまくる、という方法を考え出しました。
まあ、これは誰でも思いつく学習方法ですね。こんな学習方法の紹介だけではあまり面白いブログの記事とは言えません。
この学習のモチベーションを上げるために、TOEICのリスニング問題からかけ離れた英語を聴く、という方法はどうでしょう。
何が言いたいかというと、オーストラリアやイギリスの強い訛りの英語を聴けば、TOEICリスニング問題の英語くらい大したことない、と思えてきて学習のモチベもあがるのではないか、ということです。
YoutubeチャンネルのAtsueigoで色々な英語の訛りを見てきたのでそれらを参考に紹介していきます。
まずは論より証拠、なのでYoutubeの「Aussiest. Interview. Ever. What a legend!」を見てみましょう(英語字幕をONにしてください。内容を理解する必要はありません。):
いかがでしょう。「Aussie English」で「オーストラリア英語」なので、その英語の中でも特にAussieなのでAussiestなんですね。What a legend!というくらいなので、特にオーストラリア訛りが強いんですね。
TOEICのリスニング問題をこの英語で喋られたら私はただちに試験会場を後にするでしょう。
他にもあります。Geordie Englishです。
この方言はイギリスのニューキャッスル周辺で使用されているのですが、とりあえず聴いてみてください:
「That was just a noise.」というセリフに吹き出してしまいました。しかし「about」が「アブー」というのは驚きです。
他にも「Learn A Geordie Accent | Newcastle Accent Tutorial」という、Geordie Accentを学べるYoutubeチャンネルもあるので興味がある方はリンク先に飛んでみてください。TOEIC学習には全く必要のない知識ですが。
私は「北米圏の英語」であれば大丈夫、ということを書きましたが、アメリカ英語も一筋縄ではいきません。南部英語も難しいですよね。このアメリカ英語の中でも特に訛りが強いのは「Applachian Accent」です。英語字幕をONにして聴いてみましょう:
すごいですね。日本語で言ったら津軽弁くらいでしょうか。とにかく、自分が親しんでいる英語からかけ離れています。
もう一つ行ってみましょう。英米の英語からかなり異なる英語、といえばジャマイカ英語ではないでしょうか。「イギリス人にジャマイカ英語が喋れるのか」を検証しているのでとても面白い動画です:
英語のネイティブスピーカーにもジャマイカ英語は難しいようです。
私はTwitterで「イギリス発音の早口女嫌い」と書きましたが、ここまで聴いてみれば「イギリス発音の早口女」くらい楽な話ではないでしょうか。
今回はリスニング問題に関して少し遊びながら書きましたが、次回はリーディングの時間配分について真剣に書きたいと思います。
それでは、TOEIC学習を引き続きがんばります。